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ホームの屋根の間から、ほんの少し紅葉し始めた木々が見えた。
どのくらい紅葉が始まってるのかは、コレだけだと判断できないが、
世の中には、判断材料がないのに判断を迫られるモノもある。
最高裁判所の裁判官の「国民審査」。
情報がほとんどなく、人となりが全く不明。
なのに、
国民審査の対象裁判官11人、顔ぶれは?注目された判断一覧 衆院選と同時実施
って、毎回思うが、
「制度として無理」だといつも思う。
国民審査では、審査を受ける裁判官の氏名が投票用紙に印刷されています。
裁判官ごとに、辞めさせたい意思があれば「×」を記載、
なければ何も記載せずに投票。「×」以外を記載した投票は、無効になります。
大抵の人は、「判断しようが無いが『信任』」だろう。
だがこうして信任された最高裁判事たちの判決は、
その後の裁判の判例として「重い意味を持ち判決の『指標』にもなる」訳で、
立候補・選挙制にでもしない限り、「中身のない信任投票」のままだろう。
政治屋もメディアも、こういう制度の不思議も疑問にすら思わないのか?