国民はウンザリしてる

 

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● 夕方の怪しい雲

 

今日もズバリな記事があった。

 

もう心底「日本のコロナ対策」にウンザリな理由

 

記事によれば、

多くの国民が、「もんもん」とし、「モヤモヤ」し、「イライラ」しています。

マンボウ?」「宣言?」いったい何が違って、

何をしてはいけないのかももはや、わかりません。

 

対して、

 

「トップのメッセージがクリアで、市民にはリーダーシップがあると映る」

「メディアとの関係が良好で、政権の方針に対して、

 国民も社会もメディアも協力的。

 結果、滞っていたいろいろなことがスムーズに流れている」(アメリカ)

「首相が定期的に状況のアップデートを3カ国語で会見。

 国民目線に立って語りかけ、一体感を感じさせてくれた」(シンガポール

 

この差の 原因は、

日本には「国と国民との信頼関係」が欠如しているからと結論づけてる。

 

 

クレアモント大学院大学のポール・ザック教授によれば、

「リーダーや社員間の信頼関係が高い企業」は低い企業に比べて、

ストレスが74%減り、生産性は50%、人生への満足度が29%上がった

そうだ。

 

何故日本はダメかというと、

大臣、政治家、官僚、医師会、

あらゆる組織において「リーダーシップ不在」であり、何も動かない。

国民はただただ、「自制」し、「自己防衛」をしていくしかない

 

で結論は、

「以心伝心」「忖度」「阿吽の呼吸」といったお家芸に頼っているから、

物事は進まない。

この視界不良の社会においては、「きっちりと言語化し伝える」という、

血のにじむ「コミュニケーションの努力」「話し方の技術」が、

どのリーダーや組織にも求められている

 

記者会見で記者からの質問に、オドオドした自信の無い態度で、

質問を何とかはぐらかして逃げ切る菅じゃあ、こりゃ無理だし、

支持率が30%以上あれば、8割の議員を獲得できる選挙制度も大問題で、

野党の曖昧さも手伝って、夕方の怪しい雲のように日本の劣化は止まらない。