時代錯誤の最高裁判決ふたつ

 

f:id:hentekoh:20201013191048j:plain

 

子どもがスマホを使う時代。

 

世の中は、ドンドン変わってゆく。

が、未だにちっとも現実を知らない人たちがいる。

 

裁判官。

 

アルバイトに賞与認めず 最高裁「不合理でない」 非正規格差訴訟

 

退職金求めた元契約社員の訴え退ける 最高裁が初判断

 

両方とも最高裁判決だが、

アルバイトは業務が相当軽易で配置転換もなく、

こうした職務内容の違いを考慮すれば、

賞与を支給しないことは「不合理な格差」に当たらないと判断した。

 

 

労働人口の40%以上が非正規の現実。

「仕事内容や責任が正社員と違う会社」なんてどこにあるんだろう?

 

とある元国営企業では、現在民営化され、正社員より非正規の方が多い。

仕事内容は、同じか、非正規の方が多く、

早出・残業は、非正規の方が圧倒的に多い。

 

何故か?

 

答えは簡単で、「正社員の残業代は高く、非正規は安いから」

 

最高裁判事は、裁判官の中のエリート中のエリート。

選挙の時に「信任投票」があるが、

形だけで、実際彼ら個人の感性も情報も有権者は知らない。

結果、ほとんどの人が「信任」する。

 

逆にこういう現実を知らない連中に「おかしいだろ!」と思う人は、

「信任投票しない」事だ。

 

この国の司法は、未だ明治のままだ。