ハッキリ言えばいい

 

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去年初冬の銀杏の落葉。

 

植物は正直で、季節など環境の変化を敏感に映し出す。

 

その様が、僕ら人間に伝わり、人は自分の心模様を投影し想いをはせる。

 

僕は「自分の気持ちに正直な人」が好きだが、

「好き」と言うよりも「信用する」と言った方がピッタリかもしれない。

 

言動に行動が伴えばベストだが、

諸事情で行動を制限せざるを得ない時もあるだろう。

 

だが、最低限「自分の気持ちに正直な人」は信用する。

例えその意見が自分と真逆であっても、だ。

 

さて、今日の東京の新規陽性者は102人。

5日連続の100人台だが、政府も都も感染拡大防止策はない。

 

国民・都民に今までと同じ事をお願いするだけだ。

 

で、想う。

 

「経済と感染防止の両立は無理です」と、ハッキリ言えばいい。

 

「未知のウイルスだから、しょーがない」と、誰だって解る。

 

その上で、感染が拡大し続ける場合に備え、

医療体制の充実・病床の確保。

病院など医療機関の破綻防止の為の経済的支援。

地域ごとや業種ごとのピンポイントの自粛要請と補償。

包み隠さない正直な感染状況の公表。

 

一番信頼・信用を無くすのが、妙な小細工と曖昧な方針だから。