その人がどういう人間であるか

 

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夕方の電車の中で、

「所長が朝からアチコチに怒鳴り散らしてちゃあダメだよなあ」

なんて話してるサラリーマン二人組がいた。

 

「どこにでもそんな奴がいるんだなあ」と、密かに同情した。

 

コロナで働き方が変化した職場や家庭も多いだろうが、

様々な事が露呈し、検証し直しが必要になったんじゃないだろーか?

 

コロナが暴いた「この人は無理」という人間性

 

によれば、

いわばコロナ禍は「人間性を判定するリトマス試験紙」であったのだ。

コロナ以前であればごまかすことができていた「不都合な真実」が次々と露見し、

経営者や上司、パートナーや友人たちの化けの皮が次々と剥がれていった。

中略

ナチスの親衛隊員である所長が、

密かに自分のポケットマネーで囚人のために薬を購入していたのだった。

他方で、最年長者の囚人は、

囚人仲間を「ぞっとするような仕方で」虐待していた。

 

これは、

ナチス強制収容所の生き証人で、

実存分析(ロゴセラピー)の創始者であるV・E・フランクルだそうで、

「すべては、その人がどういう人間であるかにかかっている」と結論してる。

 

人は、ズルや不正をすれば、「そんな事していいのか?」と心が問いかける。

コレは子供だって同じだが、だから自分をまっとうに保てる訳で、

その心の声が聞こえなかったりシカトするようになれば、

必ず歪んだ言動を繰り返すことになる。>安倍!

 

切れやすくすぐ怒鳴り散らす人を見てると、

「自分を見る」という感覚が全く抜け落ちてる共通項がある。>安倍!

 

コロナで、組織や仕組みや人間関係が問われている事にすら気づかなければ、

その時点で要注意が必要だ。>安倍!