公共物の裏

 

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JRの高架の壁のサインアート。

 

街の元気を表現したんだろうが、目にとめる人はほとんどいない。

 

工事現場のフェンスも今時は、緑の木々や鳥や草花が描かれてるが、

コレも何にも伝わらない。

 

もっと伝わらないものと言えば、

大きな駅前にある「母子像」などの彫刻。

 

かつて、某市の駅前に何かを創る仕事があって、

かなりのスペースがあるので、「何も造らず市民の為の芝生広場に」と提案した。

 

即効「没」になったが、その理由は、

「誰も儲からない」からだった。

 

日本は、公共物を作るのに、表向き市民や国民の為を強調するが、

実情は、「政治屋などにバックマージンがいくら入るか?」で決まる。

 

規模が大きくなればなるほど「儲かる奴ら」がいて、

決して市民や国民の為なんかじゃない。

 

そのいい例がオリンピックで、

森喜朗が噛んでる時点で、すでに「裏」がプンプン臭う。