世界一厳しい規制基準の真実


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北海道地震で、道内全域で大停電が起きた。


北海道胆振東部地震が鳴らす「原発」への警鐘
によれば、


管内最大となる165万kWの発電量を誇る苫東厚真火力発電所厚真町)が
地震によって停止。
電力需要に対し供給が極端に減ったことで、
過剰な負荷から他の火力発電所の周波数が低下した。
そこで、発電機自体の損傷や発電システムの異常を避けるため、
自動的に電力の供給を遮断する仕組みが働いたのだという。
結果、ドミノ倒しのように道内すべての火力発電所が停止した。


この大停電を受けて、ネット上では、
泊原発が動いていればこんな事態にならなかった」という声が出てる。


しかし、本当にそうか?


仮に泊原発が営業運転を行っていたとすれば、
前述した苫東厚真火力発電所のケースと同じで、
電力の需給バランスが崩れると原発にも想定外の負荷がかかる。
発電した電気の行き場がないからだ。
原子炉内で発生した異常に対応するためには、余分な電気が必要となるが、
外部からの電源は一時的にせよ、無くなっている。
非常用のディーゼル電源に切り替えても、不安定になることは確かだ。
今回の地震泊原発は9時間近くも外部電源喪失の事態となっていたことが分かっており、
一歩間違えれば福島第一と同じような事態になっていた可能性がある。


更に、
震度6強を観測した安平町の観測点で記録された揺れを示す加速度は「1505ガル」。
原発ごとの耐震設計における基準である「基準地震動」は、
いずれも600ガル程度で、これをはるかに超える数値だった。


「世界一厳しい規制基準」と、安倍自民党や規制委は言うが、
この記事の表を見れば一目瞭然。


●1995年 阪神淡路大震災  900ガル
●2011年 東日本大震災  2933ガル
●2016年 熊本地震    1580ガル
●2018年 北海道地震   1505ガル


なのに、規制委の審査基準は、


泊原発  620ガル
大間原発 650ガル
玄海原発 620ガル
川内原発 620ガル
東通原発 600ガル


って、この程度の想定で「安全」って、詐欺だ!