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コリントゲーム。
かなり古いモノだが、僕らジジババには懐かしい。
なんせ、ゲーム機など電子ゲームなんかない時代で育ち、
遊び道具と言えば、メンコにビー玉やお手玉にコマに縄跳びで、
チャンバラなどの遊び道具は「枝」など棒っ切れだったから。
そんな子供時代に、コリントゲームをやった記憶があるが、
どこでやったのかも覚えていないし、もちろん持っていなかった。
だいぶたって、小学生の時に「野球盤」を買って貰い、
近所の友達と散々遊んだ。
野球盤は「消える魔球」の以前は「カーブ」ができたりしたが、
コリントゲームは、ほとんど変化なく、今でも売ってるようだ。
遊び道具もない時代は、オヤツがキュウリだったりトマトだったりして、
大きな街育ちの僕ですらそんなで、
まだ、オヤツがもらえただけマシで、オヤツの無い子もいっぱいいた。
僕の家も毎日オヤツがあった訳じゃなく、あればラッキー程度だった。
そんな日本全国ド貧乏だった時代だが、
何でも買って貰え、食べる事にも不自由しない子供時代を送った人もいる。
結果、大人になっても人の痛みに気がつかず、
自分の生活が世界標準なんてはき違えてる。
裕福過ぎは人を育てない。
と、つくづく思うのだ。
