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お父さんと手をつなぎ、「よいちょ よいちょ」と階段を降りる子。
僕らは誰でもこんな風に、身体の使い方を覚えてきたわけで、
「人間の基本動作」と言っても良いと思う。
こういう「基本」がプライベートでもビジネスでも必ずあるが、
このへんてこ日記を読んでくれる人たちは、パソコンかスマホを使う人だ。
どちらも生活に欠かせない道具になったが、メーカー製パソコンでちょっと問題が。
によれば、
80歳超の女性からパソコンの調子が悪いと相談され、
アレコレあって「買い替える」事になったが、
一般のふつーの人が使うパソコンが無いというのだ。
キーワードは「こあいさんかごで、はちじー」
何かというと「Core i3かCore i5で8GBメモリ」の事で、
もうひとつが「店頭販売」
テレビ視聴やブルーレイやWi-Fiは要らない。
ネットとメールとワードやエクセルができれば良いというスペック。
そんな店頭売りの一体型パソコンが無いんだそうだ。
メーカーはいまだに、「アレもコレもできる」事をウリにしたがるが、
実際のユーザーが求めてるのは、基本スペックだけのパソコン。
シルバー世代がユーザーの話だが、
延べ4～500台ほどメンテや相談に乗ってきた経験から言えば、
高齢者に限らず、
ほとんどのユーザーはこの基本スペックのパソコンしか要らない。
どんなに高性能でアレコレできるパソコンでも、
使う人が必要ない機能だらけじゃあ、その分高いから買わない。
お客目線のマーケティングができなければ、モノは売れないという単純な話だが、
国民目線をシカトし続ければ、政権なんか吹っ飛ぶのと一緒だ。
