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年末年始が暖かかった東京では、
アチコチで、早咲きの梅が咲き始めてる。
ここにきて朝晩冷え込み、今晩から明日の朝はひょっとして雪だそうだが、
それでも梅も桜も、そういう試練を乗り越えて見事に花を咲かせる。
阪神淡路大震災から21年で、あの日の事はよく覚えてる。
7時前に起きてTVをつけ、デカい地震があった事を知った。
NHKのヘリが淡路島上空を映していて、
屋根瓦が落ちたり倒壊した家が見えたが、レポーターは、
「淡路島は特に被害は見えません！」なんて言ってた。
しばらくしてTV各社のヘリからの映像が出て、
神戸市内のアチコチから火災の煙が上がってた。
さっきの淡路島も家屋の倒壊など、やっと被害の大きさが伝わりはじめ、
高速道路が崩落して、車が下敷きになってる映像も流れた。
友達のカミさんのお母さんが高齢で神戸在住なんで、電話で知らせ、
TVのチャンネルを切り替えながら、クギ付けで見入った・・・
21年たった今思えば、
TVで映し出された家々や炎の下で、大勢の人が苦しみながら亡くなっていた訳で、
TVにかじりついてるしか術の無い僕とのギャップを痛感する。
亡くなった方たちや家族や友人の方たちは、一生悔しく無念だろう。
阪神淡路大震災もそうだったし、3.11でもそうだったが、
こういう大災害に乗じて、政府や大企業は利権をフル活用してきた。
自然災害はしょうがない。
けれど、自然災害に強い街・社会は造れる。
が、これまでの政府は「防災」という大義を利用し、必要のないモノを造り、
裏でバックマージンを稼ぎまくってきた。
犠牲者に報いるには、そういう利権政治屋を選ばない事だ。合掌
