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「メディアって公平？」とよく思う。
TVでも新聞などでも、誰かが意見を言ったり書いたりすれば、
それは「その人の意見」だから、
「誰にとっても『公平』」なんてあり得ない。
世の中は、様々な感じ方や考え方がある訳で、
「公平」なんて切り口では片づけられない。
TBSの報道番組「ＮＥＷＳ23」のメーンキャスター・岸井成格が番組で、
「メディアとしても（安保法案の）廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」と
発言したのに対し、
任意団体「放送法遵守を求める視聴者の会」が、
「政治的に公平であることなどを定める放送法に反する」と
先月、産経新聞と読売新聞に全面の意見広告が出を出した。
「放送法遵守を求める視聴者の会」は安倍の「お友達」
「公平」を口にするなら、
政権に賛成や後押しする産経新聞と読売新聞も偏向報道なのに、
それらに全面意見広告って、物凄く矛盾してる。
こういう話は昔からあって、
政権に賛成や後押しの意見なら○
批判的なら×なだけだ。
話は簡単で、戦前・戦中のように「お上にたてつけば抹殺」だ。
メディアも勘違いしてて、
「報道に『公平』はあり得ない」と、姿勢をハッキリさせ、
自分たちの意見を主張すればいいだけだ。
それを「公平」なんて「あり得ない建前幻想」を振りかざすから、
「偏向報道だ！」なんて突っ込みに太刀打ちできなくなる。
怖いのは、こうしてメディアが政府の圧力に屈し、
政権に対する問題提起も批判も「自主規制」し、
国民を政府の意のままに情報操作していく事だ。
日本ではこうして、安倍政権によって「北朝鮮・中国化」が始まってる。
