赤いポスト


求む中小企業の「ゲンバ男子」 川崎市がサイトで紹介 カッコイイけど現実を変えないと。
飲み屋のつけ 時効5年 運賃や診療費も 請求期限を統一 へー!ツケにも「期限」があったんだ。
汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一 バックに政府がいるから安心して隠ぺい。
車に取り残された女性が水没しかけたそのとき… おお!


夕方の赤いポスト。


気持ちを伝えようと、手紙を出しに来る人をジッと待ってる。


夕陽がほんの少しあたって、赤いポストをより際立たせている。


子供の頃の夕方は、
トントントントンな包丁の音。
どこかの家の魚を焼く匂い。
勤め帰りの大人たちの疲れた顔。
カタカタ音を立てて揺れる木の電柱の裸電球の笠。
自転車でやってくる豆腐屋さんの「トーフー」のラッパ。
すぐ頭の上をグニャグニャに飛ぶコウモリ。
薄雲をきれいに染めた夕焼け。


映画「ALWAYS 三丁目の夕日」そのものだった。


きっとこの頃の大人たちは、
生きる事に一生懸命で、
「一生懸命生きていれば必ずいい事がある」と思っていただろう。


赤いポストはその頃の日々そのもので、
そんな時代も、もうはるか昔だ。