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大きな地下道で、オジイチャンに手を引かれた女の子がいた。
身体より大きなピンクのリュックを背負って、
赤い帽子をかぶり、パタパタ歩く姿がメッチャ可愛かった。
オジイチャンを信頼しきって、安心して歩いてる。
こういう姿を見てて、日本の政治って伝統的にダメだなあと思う。
前の民主党政権も、ずっと前の連立政権も、
今の自民党政権も、僕らド庶民は安心できない。
どころか、「民意」とはかけ離れ、真逆な政策ばかりだからだ。
昨日GDPが年率換算−1.6%で、メディアは大騒ぎしてる。
安倍総理は今日にも、衆議院の解散総選挙を発表するそうだが、
争点は、アベコベミススの失敗での消費税増税先送りの是非では無いはず。
原発再稼働・秘密保護法・TPP・沖縄辺野古・集団的自衛権等々いっぱいなはず。
自民党は、それら全てを争点にすれば負ける事をよく自覚してて、
決して争点を広げるような事はしないだろう。
結果、争点がぼやけ「何を問う選挙」なのか解らなくなり、
投票率はかなり下がり、自民や公明のような組織票組織が勝つ訳だ。
解散総選挙自体、春からシナリオがあったらしいし、
手玉に取られ、手の平で踊らされるのは、結局僕らド庶民だ。
「民意を汲み、国民の協力がなければ政策は実現できない」と、
安倍総理がインタビューで言ってたが、
ならば何故、原発再稼働や辺野古移設を止めないのか？
僕らド庶民の無党派層がしっかりしないと、
オジイチャンに手を引かれた女の子みたいな安心感は、
いつまでたっても来やしない。
