大飯原発運転差し止め判決の凄さ


集団的自衛権の手順「適切でない」67% 朝日新聞調査 賛成の29%の「こころ」が大問題。
自衛隊出動の可否判断を首相一任 グレーゾーンに対処 首相権限のヒトラー化。
初めて自転車に乗れた時のこと、覚えていますか? 覚えてるよお!メッチャ嬉しかったなあ。
アメリカで盲腸の手術をすると治療費はいくらかかるのか? 金持ち優遇で仕組みが壊れてる社会。
戸惑う自衛隊員 集団的自衛権 議論を注視 安倍は最前線に行かないが、彼らは命がかかってる。


昨日の夕焼け。


夕陽が空を染め、遠くの山々が霞んで重なり、
淡いオレンジの墨絵のよーな夕焼けだった。


こういう光景に会うと、こころが溶けて洗われるようだ。


こころが洗われるといえば、大飯原発の判決が凄い。


毎日新聞社説によれば、
大災害や戦争以外で人格権を広範に奪う可能性は原発事故のほか想定しがたい。
原発の存在自体が憲法上容認できないというのが極論にすぎるとしても、
具体的危険性が万が一でもあれば、差し止めが認められるのは当然

と、原発の根本的な危険性を言い切ってる。
更に、


運転停止で多額の貿易赤字が出たとしても国富の流出や喪失というべきではない。
豊かな国土とそこに根を下ろした国民の生活を取り戻せなくなることが国富の喪失だ


と、国なんかより、全てが国民優先だ。とも言い切ってる。


裁判官の中にも、こんなにマトモな考え方の人がいる。


反面、政府や原発推進の人たちのなんと愚かなことか!


僕が知る限り、
これほど「人の命と国家の関係」に踏み込んだ判決はない。


高裁や最高裁でどうなろうと、
今回の福井地裁のこの判決は、世界に誇れる。
拍手を送りたい。