崩壊した街


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土日で、生まれた街に行ってきた。


先月亡くなったお袋の納骨の為だが、
姉貴と二人、新幹線で行った。


5年ぶり位に行った日本海側最大のこの都市は、
大きな旧繁華街が寂れに寂れ、人がほとんどいなくて、
夜7時なのに、ほとんどの店が閉まり、
居酒屋以外食事のできる所すらなかった。


地下街なんか、歩いてる人が3人しかいなくて、
寂しいつーより、危なくて怖くて居られない状態。


僕が住んでた頃は、この中心街は人で溢れてたのに、
バスターミナルができ、そちらに繁華街が移ったが、
郊外型ショッピングモール類が増えた煽りで、
その後段々そこも寂れ、
車中心社会になって、今や、元々の中心街は崩壊状態だ。


新幹線ができて、東京から日帰りが楽にでき、
わざわざ支社を置かなくても仕事になるから、
大きな企業は支社を閉じたり縮小し、
更に、元々あった地元の大企業のいくつかが倒産。


格安ホテルやコンビニがいっぱいでき、
古くからの地元銀行だけが、超立派な高層ビルになっていた。


新幹線は、旅行などではウンと便利だが、
この街のように、街自体を潰すリスクもある。


しかも途中駅は、既存駅とは別地域に作るから、
途中の街も、ドンドン寂れる。


こんな日本の有り様を見て、
生まれた街だから、懐かしい場所は沢山あったが、
「住みたい」なんて、全く思わなかった。


自民党の進めた公共事業・新幹線などの交通インフラ最優先は、
こうして「生活」や「地域文化」や「街そのもの」を崩壊させる。


改めて実感した二日間だった。