● セシウム濃度さらに上昇 第1原発の観測用井戸 原因すら不明。それでも再稼働する愚か。
● 電力需要、8社が今夏最大 厳しい暑さで増加 この余裕で「電力不足」は言えないでしょ?
● 自衛隊、多国籍部隊に初参加へ 海賊対処「警察権の行使」 こうして軍国化は進んでる。
● 自治体6割超、備えまだ 7原発62市町村 これでも「世界最高の規制」って、あまりに愚か。
スーパーの前で、お父さんと子供たちがお母さんを待ってた。
お父さんはお母さんに連絡を取ろうと携帯操作中で、
上の子は心配顔だが、下の子は飽きて植え込みを見てる。
家族の一人が欠けただけで、こんなに不安だ。
ましてお母さんの存在は大きい。
僕は大きなある地方都市の生まれだが、
小学生の頃は、毎年夏休みにオヤジの田舎へ泊りがけで行っていた。
姉貴と弟とおふくろも一緒だったが、
おふくろは毎年、夕方になると帰って行った。
一度もオヤジの実家に泊まることがなかった。
「こうやって僕らを捨ててくんだなあ」と毎年思い、
悲しくて寂しくて、オヤジの実家の納屋の奥に隠れて毎回泣いた。
おふくろとはソリが合わず、家庭内捨て子で育ち、
20代半ばからは、親とは縁を切って生きてきた。
オヤジが死んだ時も行かなかったし、
弟が癌で倒れた時に、年老いたおふくろにも会った。
今は「自分が誰なのかも解らない認知症」で施設にいるが、
毎年夏になると、ガキンチョの頃のオヤジの田舎での事を想い出す。
ひとりだけ帰っていくおふくろを想い出す。
僕はあとどのくらい生きるんだろう?