ホウキを立てる


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道端の掃除道具。


スッと立ったホウキを見て、チャリンコロードを想い出した。


ツールドフランスなどのレースでは、
毎日200km以上の距離を、アルプス等を越えながら走る。


力の無い選手や潰れ覚悟のサポート選手は、
当然タイムオーバーで、強制リタイヤもある。


そういう選手を拾っていく「収用車」があって、
その「収用車」にホウキが立ててあるのだ。アハハ


つまり「落ち穂拾い」で、収容された選手は、
ほぼ「次」はないから、大抵泣いている。


そんな過酷さだから、落車等でケガをしても、
踏ん張って踏ん張って踏ん張って、完走を目指す。


僕らのレースはアマチュアだし、そこまでの過酷さは無かったが、
それでも「収用車」に乗った事が3回ある。


車体故障が1回。
落車で車体故障とケガが1回。
パンクが1回。


このうちの1回は、絶好調だったから、
リタイヤして「収用車」に乗せられ、
ホウキを見た時の悔しさってば!


長い事生きてると、毎日毎日色んな事がある。
自転車ロードの現役を離れても、次から次に無理難題が降りかかる。


だけど、自分で自分にホウキを立ててはいけない。


歯を食いしばり、地を這うようでもいいから、
自分でゆっくり自分を歩もう。


その踏ん張って踏ん張って踏ん張ってが、
いつか自分を育ててくれる。底力がつく。
人間は捨てたもんじゃない。


でも、自分でホウキを立てれば、また同じ事を繰り返さないか?