原発再稼働の裏


認知症患者、50年に1億人 WHOが報告書 その頃僕は天国、いや、地獄だけど・・・
解剖学者による動物標本展に展示された動物たちの標本 オブジェかと思うほどキレイでスゲー!
多摩市の都市計画税、使い道がなく税率引き下げ 地元だが、法律はこんな風に足かせになる。
枝野氏13日に福井入り 大飯原発再稼働で要請 予定通りの猿芝居。


大きな木が、ツタにビッシリ執りつかれてた。


さて、福島原発事故を経験したのに、
「無茶苦茶な安全基準」で、大飯原発の再稼働を急ぐ政府だが、
今朝の東京新聞が一面トップで「裏の実態」をスクープしてる。


「チーム仙谷」再稼働主導 首相・閣僚4者協議 形だけ


再稼働問題は実質的には仙谷由人政調会長代行が中心となる通称「五人組」が、
水面下で議論を仕切っている。
そして首相らの四者の協議は、それを追認するような形だ。
中略
五人の議論は人目につきにくいホテルなどが選ばれる。
東京電力をどう再建するか。電力会社の地域独占体制をどう破るか。そして再稼働問題。
政府の新成長戦略の旗振り役を担ってきた仙谷氏は、
電力不足は経済成長の阻害要因になると考えている。
早い再稼働を前提に議論を進めてきた。
そして、一連の議論は党内でも、知る人は少数にとどまる。

 五人が出す方向性を正式に認める形の四者協議も再稼働を前提として生まれた。
中略
経団連米倉弘昌会長ら財界首脳は
「安定した電力供給がなければ、生産拠点の海外移転が加速する」などと、
政府に圧力をかけ続けている。

 そんな経済界の動きを、経産省は歓迎している。
監督官庁として稼働する原発をゼロにしたくない。
五月五日、北海道電力泊原発3号機が停止するまでに大飯原発が再稼働しなければ
全国で五十四基ある原発は一基も動かなくなり「原発なしでも大丈夫」という機運が高まる。

 その事態を避けたいという利害では財界と一致する。
中略
 オール財界、オール霞が関が、もともと再稼働をめざす政権を後ろから押している。


今朝の東京新聞は、この他見開き2ページの特集で、
「浜岡停止 10日間の攻防」もスクープしてる。
追記:WEBにまとめ記事出ました。
   浜岡停止の舞台裏 経産、再稼働へ思惑 官邸、発表文を修正






原発利権の為に、電力会社に少なくしたウソの供給量を出させて、
さも夏に電気が不足するように危機を煽る。


去年僕らが経験した「ウソの電力不足」と同じ手法で、
国民の安心や安全など、全く考えていない。


まるで、ツタに執りつかれた木のように、
利権と金に執りつかれた政・財・官の姿が見える。