「無駄な努力」は ホントに無駄なのか?

 

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公園の大きな石のオブジェの前で、お母さんに何かを説明する子。

 

意味不明の事を一生懸命喋っていたが、

お母さんは「うん、うん」と相槌を打ってた。

 

一見この子の話は「無駄な努力」で、お母さんの相槌も「無駄」に見える。

けれど、この親子の間には「しっかりした信頼感」が育まれてる。

 

「無駄な努力」を徹底的に避ける東大生たち

 

現役東大生が解説する「『努力は報われる』は本当なのか?」で始まる文章だが、

中々興味深い。

 

僕の感想は、

「目標」に対しては有効な方法ばかりだが、

人生は必ずしも「目標」などなく、

「目標」があっても、途中で様々な困難が起きて、

「効率の良い予定通り」には行かないもの。

 

もう一つは、

目標や目的を持たず、行き当たりバッタりの行動が、

自分の判断力や自分自身の感性の豊かさを増す事。

そして、

これこそが「子供の感性」の原点で、

子どもは目標や目的ナシの日常から「生きるすべと生きる感性」を掴んでゆく。

 

知り合いの中には東大卒や中退の人たちがいるが、

共通するのは「理屈より感性」「目標・目的より自己判断最優先」で、

だから頭が柔らかく、柔軟で、芯は硬いのにグニャグニャにクダラナイ人たちだから、

一緒にいて物凄く楽しい。

 

「無駄な努力」が、実は人間にとって「大事な努力」だったりもするもんなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、自分たちの超厚遇改革を!

 

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世の中には、

「自分の事は置いといて」という人がかなりいる。

 

政治屋

 

コロナで明日の食事や住む家すら失った人が大勢いるのに、

感染を広げるようなキャンペーンを「経済の再生」と言いながら、

自分たちは、ボーナスや給料や諸経費手当などには一切触れず、

「貰えるものは手放さない」という、すでに人として最低の連中だ。

 

自公政権政治屋だけじゃなく、野党も誰一人、

「こんな時にはボーナスなどを返納し、国民に還元しよう!」という人がいない。

 

行政改革

 

アハハ!笑わせるな!

 

ならばまず、自分たちの超厚遇を改革して見せろ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッパリ分からない真逆の判決

  感染者“高水準のまま増加”警戒レベル維持 だって国も都も感染拡大させるGoToやってるじゃん!

  コロナを複数の他人に感染させたら罰金 感染させたをどうやって証明する?まず拡大防止策を!

 

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斜面を利用した団地の駐車場。

 

下の車庫は屋根があるが、上のには屋根がない。

 

どうしてこんな「格差」をつけたのか?サッパリ分からない。

が、ひょっとしたら屋根ナシの方が安いんだろーか?

 

サッパリ分からないといえば、

一昨日、二つの非正規裁判の事を書いた

 

が、今日、全く逆の判決を同じ最高裁が出した。

 

日本郵便の扶養手当格差は違法 最高裁、非正規労働に支給認める

 

この三件はどれも最高裁の小法廷(5人の判事構成)だが、

裁判官の違いなのか?

被告の会社が、元国営企業と民間企業の差なのか?

何か「裏」があるのか?

情報がなさ過ぎて、僕のアンポンタン頭では分からない。アハハほっとけ!

 

真逆ともとれる非正規に対する判決は、

「結局最高裁はアテにならない」が一番正しい感想だろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜並木の老木に

  故・中曽根氏の合同葬 文科省が国立大に弔意の表明を求める 戦前・戦中かよ!予算も国民に返せ!

  内部資料入手「GoToトラベル事務局」大手出向社員に日当4万円 えー!食事すら困ってる人いるのに!

  少年の自転車が車にぶつかってしまった…運転手の神対応 心優しいいい話だ!

  宮城県の村井知事、女川原発2号機の再稼働に同意へ まだ帰宅すらできない人がいるのに!

 

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桜並木。

 

といっても桜は咲いていない。

電車から見るココは、春には桜満開の中を子供たちが通学してる。

初秋のこの前、雨の日に初めて歩いた道だ。

 

電車から見ると立派な桜並木だが、大きな木々は相当老木で、

長い間、人間の有り様を見てきたんだろう。

 

こういう場所に来るといつも思うのは、

100年前にもこの場所に立って、もの想いにふけった人がいるだろーか?だ。

 

いろんな考え、いろんな生き方、いろんな死に方の人がいるが、

それぞれの人が、何でも言える関係を作るのは難しい。

 

が、最近は「人との関係を持ちたがらない人」もいる。

 

「それはそれでその人の生き方だ」と受け入れるが、

仕事上の人間関係でそんな人に出会うと、やっぱり戸惑う。

 

コミュニケーションが取れないから、仕事が物凄くやりにくい。

 

その上、その人のやらない仕事の分もやらなければならなくなる。

自分への負担が激増するのだ。

 

更にそんな人が上から目線で対応すれば、

僕に限らず、誰からも信頼されないから、益々仕事がやりにくい。

 

テレワーク?

普段の何気ない挨拶やちょっとした会話のない仕事は、

キチンとした信頼関係と仕事のやりやすさを作れるんだろーか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時代錯誤の最高裁判決ふたつ

 

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子どもがスマホを使う時代。

 

世の中は、ドンドン変わってゆく。

が、未だにちっとも現実を知らない人たちがいる。

 

裁判官。

 

アルバイトに賞与認めず 最高裁「不合理でない」 非正規格差訴訟

 

退職金求めた元契約社員の訴え退ける 最高裁が初判断

 

両方とも最高裁判決だが、

アルバイトは業務が相当軽易で配置転換もなく、

こうした職務内容の違いを考慮すれば、

賞与を支給しないことは「不合理な格差」に当たらないと判断した。

 

 

労働人口の40%以上が非正規の現実。

「仕事内容や責任が正社員と違う会社」なんてどこにあるんだろう?

 

とある元国営企業では、現在民営化され、正社員より非正規の方が多い。

仕事内容は、同じか、非正規の方が多く、

早出・残業は、非正規の方が圧倒的に多い。

 

何故か?

 

答えは簡単で、「正社員の残業代は高く、非正規は安いから」

 

最高裁判事は、裁判官の中のエリート中のエリート。

選挙の時に「信任投票」があるが、

形だけで、実際彼ら個人の感性も情報も有権者は知らない。

結果、ほとんどの人が「信任」する。

 

逆にこういう現実を知らない連中に「おかしいだろ!」と思う人は、

「信任投票しない」事だ。

 

この国の司法は、未だ明治のままだ。