五輪中止の『特効薬』

 

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五輪で外国からの選手・関係者の来日は約9万人。

国内のボランティアや警備・清掃・輸送関係者は約19万人。

 

外国からの選手などは、陰性確認などできるが、

国内のボランティアなど19万人は、選手村にも出入りする。

 

で、彼らは陰性証明ナシで一般交通機関を使うから、

もし感染すれば、無症状のまま菌をバラまく恐れ大になる。

 

さて、五輪の問題は要点二つ。

 

ウイルスの問題

緊急事態宣言を出し、それを延長する程の日本の現実。

各地の病院は、病床数に限らず人出などが相変わらず不足。

ワクチンで抗体ができても「感染するが発症・重症化しにくい」だけ。

変異株に加え、日本の7月8月は「外出を控えろ」というほど高温多湿で危険。

 

五輪そのものの問題

「復興五輪」「ウイルスに勝った証」「平和の祭典」など趣旨が二転三転。

招致そのものが、金で買った疑惑はぬぐえていない。

すでにIOCは「利権の為の組織」だと、その本質が世界中にバレている。

どの問題でも「責任の所在」が不明瞭。

 

日本政府の姿勢は「命より金」で変わらず、

「五輪という冠」を付けて「特例優遇」してる。

菅政権も自民党公明党も支持せず、

支持率を落とす事が唯一「五輪中止の『特効薬』」だと僕は思う。