風評被害を防ごう!

 

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入店待ちの人の為の可愛い椅子。

 

だが、入店を待つお客は一人もいない。

 

もう10数年前だが、

「血液がRHマイナスの妊婦さんが、血液が足りず困っています。」献血を!」

なんてメールが知り合い二人から来た。

 

その病院が、僕が住んでる駅前の大学病院だった事もあり、

その病院のホームページを見てみたら、

「そのような事実はなく、事実無根のメールの拡散にご注意ください」

なんて書いてあり、即効僕へのメール発信者に連絡。

メールした相手全員に「間違いだった」と知らせるようアドバイスした事があった。

 

コレは「善意を逆手に取ったデマ」で、

今なお時々この手のデマが拡散してるようだ。

 

今回のコロナウイルス関連でも、

ちょっとした大人の言葉を子供が真に受けて、

感染者を受け入れたホテルや病院関係者の子供が、イジメを受けているそうだ。

 

僕も今日仕事先でそんな風評被害の話を聞いた。

 

とある病院の関係者が感染した。

それが分った日に、たまたまその病院を受診した人が、

いわれのないイジメを言われたそうだ。

 

何度も書いたが、

働いてれば通勤電車に乗るし、会社で大勢の人と接触する。

専業主婦だって、スーパーなどへ買い物に行く。

 

人と接触しないで生活はできない。

 

そう考えれば、感染者が出た病院やホテルや学校に限らず、

僕らの生活圏には、すでに感染者は大勢いるはず。

 

誰も感染したくて感染した訳じゃなく、

むしろ、感染者本人にも家族にも、

周りの人たちからの、いたわりと回復の為の協力が必要だ。

 

感染者やその家族に対して、誹謗中傷するなんて人として最低だし、

なにより大人が、感染者や家族をいたわる言動を何故とれないのか?

 

 もし周りでそんな心ない事を言う人がいたら、

ハッキリと「差別やイジメはやめようよ」と胸を張って言おう。

 大人がしっかり対応する事のみが風評被害防止の特効薬だ。