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２７日１８時現在みょうな進路の台風12号だが、
「台風前はキレイな夕焼け」というジンクスどおり、
物凄い色の夕焼けだった。
刻一刻と色と形が変わるから、慌てて何枚か撮ったが、
山火事ならぬ「空火事」みたいな夕焼けだった。
さて、やまゆり園の殺傷事件から2年がたったが、
犯人の「生産性のない人間は生きる価値が無い」という理由は未だ変わらない。
僕がいつも思うのは、「障害」って何だろうという事。
近視や遠視や乱視など、目に異常がある人は多い。
が、これらの人を「障碍者」とは言わない。
同じように、肩こりや腰痛や慢性的な頭痛の人も大勢いるが、
これらの人も「障碍者」とは言わない。
こうして上げればキリが無いが、
では何をもって「障碍者」というんだろう？
きっとコレに答えられる人などいないし、
どんな病気があろうと、それは「ただその人の個性」だと思う。
だから、どんな人も生きる権利があり、誰にもそれを阻む権利はない。
犯人の「生産性のない人間は生きる価値が無い」というなら、
自分自身はどんな生産性があるのか？
自分と向き合う感性が欠落していて、
この男が言ってる事は、ブーメランになって自分に突き刺さる。
それが理解できないから、こんな殺人を犯すんだと思う。
差別主義の連中の言う「朝鮮人・中国人は汚い手段で日本を牛耳ろうとしてる」も、
自分たちも同じ論理と手法でのみ存在してる事に気づかない。
愚かな人はどこの国にもいるし、
差別や偏見に凝り固まった人たちもどこにでもいる。
ただ一つ共通なのは、
どんなに腐った差別・偏見政権の国でも、
圧倒的多数のド庶民は誰も差別や排除ではなく、平和と共存を望んでる。
