天下り早慶戦


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文科省のお偉いさんが、早稲田大学教授に天下ってた。


私立大学には「私立大学等経常費補助金」という名でお金が渡る。


平成27年度の補助金ベスト10は、下の表のとおりだが、



※平成27年度私立大学等経常費補助金 学校別交付額一覧


日大がダントツの1位で95億円
2位が今回の早稲田大学で90億円
3位が慶應大学で82億円


と、とんでもない高額が支払われてる。


大学側はこれら補助金をはじめ、大学運営上の「有利」を得る為、
文科省のお偉いさんと仲良くしたいし、場合によっては退職後雇いたい。


一方の文科省も、60歳定年後の再就職先が確保でき、
退職金も天下れば大学からまたガッポリ貰える。


お互いの利益が一致してる訳で、これが天下りが無くならない理由だ。


日本はすべてコレと同じ構造で、
金とコネが人生を左右する。


ただしド庶民はこういう構造の恩恵から弾かれてて、
美味しい思いをするのは「一部の偉い人たち」だけだ。


今回は文科省早稲田大学だが、
ほかの大学やほかの省庁、地方だって腐るほど同じ事例はある。


「先進国」の実態がコレだし、
文科省のこういう連中が、日本の教育行政を牛耳ってる。


「教育?」「美しい国 日本?」アハハハハハ!