オリベッティーのタイプライター


首相「拉致問題解決に全力」被害者家族会と面会 その言葉、もう聞き飽きた。
石原氏が発言訂正、地下利用案「私が言った」豊洲市場 「逮捕逃れ入院」が早まるね。
結束バンドで手首を縛られた時に簡単に抜け出す方法 使う事が無いように、でも覚えとこ。
米軍機差し止め部分、最高裁上告受理せず 厚木基地訴訟 住民を守らない司法は誰の為?


古いオリベッティーのタイプライター。


クレープ屋さんのカウンターに飾ってあった物だが、
オリベッティーには凄く想い入れがある。


自転車ロードの現役の頃、
「ツールドジャパン」というステージレースが始まった。


ステージレースってのは、
年間何レースかやり、その合計ポイントで順位を決めるのだが、
その第一回からずっと「オリベッティー」がメインスポンサーだった。


オリベッティー=タイプライターのイメージだったが、
すでにタイプライターはワープロの時代に変わりつつあって、
それでもスポンサーになってくれたオリベッティーには、
凄く感謝の気持ちがあった。


日本では、圧倒的にマイナースポーツの自転車競技
特に僕がやってたロードレースは「競輪?」なんて思われる時代。


ヨーロッパをはじめ、世界中で圧倒的な人気だったが、
日本では、全くと言っていいほど知られてもいなかった。


オリベッティーは、ヨーロッパで長い間自転車競技を支え、
小さな町の子供たちのレースから、
ツールドフランスやジロデイタリアなど、トップ選手たちを支えてきた。


ヨーロッパには100年以上前から「メセナ」という考え方があって、
「企業は利益の1%を社会還元する」という文化が根付いてる。


オリベッティーはイタリアの会社だが、そんな企業ポリシーが活きてる会社だ。


その後没落し、今はテレコム傘下で主にシステムソリューション事業みたいだが、
日本企業のように、
「儲けは全て懐へ」で「社員にも還元しない」体質とは真逆だ。