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寒い頃、某モールで見たプーさんカーに乗った子。
小さな子は、ちょっとしたモノに気持ちを鷲掴みされ、
嬉しくって楽しくって「想い出」になる。
日本に限らず、こんな事は世界共通だから、
それぞれの国や地域や政治なんかと関係なく、誰にでもある経験だ。
ところが、
オリンピックを名目に、こういうささやかなモノが消される。
がそれで、
ここは、上野動物園の入り口前にある小さな小さな遊園地。
東京都は、
「日本の顔となる文化の森」をうたい文句に上野公園の再生計画を進め、
オープンカフェのある広場に変えるんだそうだ。
「動物園の前の小さな遊園地」
小さな子も乗れるゆっくり回る遊具。
「日本の顔となる文化」？
「東京都が考える文化」って、ド庶民に親しまれたモノじゃないのか？
行政の感性の腐り具合の象徴のような話だが、
実際は、上野公園の再生の方が莫大な利権を生むからだ。
