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大雨や台風や地震で、避難が遅れて死者が出る。
毎回のように死者が出て、悲しい。
警報や注意報の種類が多すぎるのも原因で、
注意報と警報の違いなんか、区別ができない。
専門家には「当たり前」の内容も、
僕らド素人には、どれがどれだか解らない。
ならばいっそ、それらを一つにした方がいいと、いつも思う。
●大雨警報・・・川の氾濫や土砂崩れなどの危険がある・・・避難。
●台風警報・・・雨風で身の危険がある・・・避難。
●地震警報・・・地震で揺れや津波や土砂崩れの危険がある・・・避難。
こんな風に単純化するだけで、救える命が沢山あるはず。
こういう風に「単純化」しないのは、
「空振りの時の非難が怖い」からで、
どんな種類の警報も、人間が運用する以上「当たり外れ」がある。
警報などを出す行政側だけでなく、
僕ら受ける側も「当たり外れは必ずある」と、自覚しよう。
「空振り」は、商売にも影響するだろう。
が、命より優先される商売なんかない。
この数年で、自然はそれまでの常識が通用しないほど変わった。
ゲリラ豪雨のように、短時間で身の危険が迫る事もある。
ならば、警報などは解りやすく単純化し、
「空振りだって有り得る」と心しよう。
それだけで、災害からより多くの命を守る事ができると思うのだ。