銭湯


秘密保全法案:政府、秋の臨時国会に提出方針 本音は「裏を隠す」
【新大久保】「殺せ」と言えなくなったレイシスト カウンターの市民に抑え込まれ 東京の愚か者。
寝てるコーギーの子犬を6匹並べると大変なことになる! ワッハッハー!かわいい!
在日コリアン街で旭日旗掲げ街宣 大阪、住民ら抗議し騒然 差別・排他主義で平和は作れない。愚か。
簡単面白、スクランブルゆで卵の作り方 へー!こんなに簡単なんだ。

東京都台東区:燕湯


とある地方都市の、名前だけは「湊町三丁目」ときれいだが、
長屋ばかりのド下町のド貧民街で生まれたから、
内風呂なんかなく、小さい頃はずっと銭湯へ通ってた。


一戸建てに越してからは、風呂があるから銭湯へは行かなくなったが、
学生時代は、四畳半ひと間生活だから、また銭湯に通ってた。


銭湯は、その広さとゆったり感も魅力だったが、
知り合いとの社交場みたいな場所でもあった。


ガキンチョの頃は、友達に会ったりで楽しかったが、
騒いでると知らないオジサンに怒られたりした。


お袋と行くと、女湯から、
「石鹸投げるよお」なんてお袋の声が聞こえ、
石鹸が仕切り塀越しに飛んできたりした。


新しい下駄を買ってもらって履いて行くと、
帰りには無くなってて、泣きながら裸足で帰った事もあった。


木のロッカーの「への1番」が好きで、空いてるとしあわせだった。
お爺さんが入ってるとお湯が熱くて、水で薄めるとよく怒られた。
開店早々行くと、外の昼間の光が差し込んで、
その光が照らす銭湯の中の湯気が、もの凄く不思議な場所だった。


銭湯から僕は、世の中の色んな事を身につけたんだと思う。


その頃の料金がいくらだったか覚えてないが、
今は佐賀県の280円が最安で、東京・神奈川の450円が最高だ。


僕の地元には、駅前に温泉施設もあるが、
銭湯は、多摩市に一軒。


徒歩30分だから、気軽には行けない。
もっと日常に溶け込んだ銭湯が近くにあれば、時々行きたいとよく思う。