大声が販売力なんて、百害あって一利なし


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仕事関係で、唖然とする話を聞いた。


例えば、病院へ行ったら、
らっしゃい!」「らっしゃい!」「らっしゃい!
なんて、大声で接客されたら「酷い事されるんじゃないか」と恐怖だし、
ほとんどドリフのギャグだ。アハハ


ところが、こんなギャグな接客訓練・入店テストが、
誰でも知ってる大手家電量販店で、未だに実際やられてると言うのだ。


大声=元気=販売力


と言うのがその根拠らしいが、
大声を出せないスタッフは、入店させないという。


30数年前に、某有名販売店の朝礼で、こういう光景を見た事があるが、
その会社は、伝統的にやってきただけの大声訓練を、
トップが変わり「何の意味もない時代錯誤」と、すぐに止めた。


当たり前だが、「元気」の伝え方は人それぞれ違う。
当たり前だが、「販売力」は声の大きさとは何の関係もない。


もし大声を出せる事が「販売力」なら、
マーケティングなんか何の意味も無い事になる。


こういう時代錯誤の大声訓練・大声テストは、
大昔の軍隊体質の体育会系のノリが根っこにあって、
時代感覚やお客目線を理解できない典型なのだ。


しかも更に深刻なのは、
そういう馬鹿で意味がなく、ビジネスの足を引っ張る発想が、
現場責任者だけでなく、トップ、つまり店長クラスの方針でやっている事だ。


自分の会社のトップが、
「大声出せない奴は会社に入れねえーぞ!」なんて言って、
社員を会社に入れないなんて想像してみると、その馬鹿らしさがよく解る。


しかし、こういう馬鹿で意味のない時代錯誤が、
誰でも知ってる大手有名量販店で、今も実際やられているのだ。


また、こういう無意味なやり方の会社は、
「タイムカードを押させた後にサービス残業させる」なんて事を、
必ず裏でやっている事が多い。


家電量販店は、生き残りが大変で、業界再編成が進んでる。
そんな時代に、「大声=元気=販売力」のくだらなさ、馬鹿らしさ。


こんな感性は、撲滅対象以外の何物でもないが、
もしあなたの会社で、こんな事が未だにおこなわれていたら、
大声訓練や大声テストなんて即効止めよう。
こんな発想しかできない無能なバカモノこそ、入店させてはいけない。アハハ


特に、現場や会社のトップの人達、
百害あって一利なし」を徹底させよう。


余りにもくだらなく、馬鹿らしく、足を引っ張るだけの悪しき慣習。


「販売力って何だろう?」と、社員一人一人に考えさせるだけで、
「業績」は大きく上がるものだ。


お客様のニーズの把握。
お客様のニーズに対応できる幅広い接客スキル。


大声で叫ぶ暇があったら、この二つを肝に命じよう。