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● 浜岡原発、津波２１メートルでも「安全」保安院確認 震源域の真上のどこが安全だよ！
数年前に、音信不通だった古い友人から連絡があり、
「当時の友達の今の連絡先を教えて」と言われた事がある。
当然の事だが、
それぞれの相手に確認を取り、OKだった人のだけを教えた。
さて、京都丸亀の事件で、警官や副校長が、
遺族の了解もなく、加害者の親族に個人情報を教えた。
身内を殺された人達は、ハラワタが煮えくりかえり、
悔しくて辛くてやり場のない気持ちだろう。
彼らは犯人の名前も住所も知らない、知らされないのに、
加害者の親族から電話があれば、
更に怒りと辛さでいっぱいになるだろう。
こんな無配慮・無神経な事がどうして起きるんだろう？
僕らは、相手の気持ちを察し、想いやり、
寄り添ったり間を置いたりしながら、他人に関わる。
が、それが出来ない人がいて、
彼らは「相手を思いやる事」を知らない。
仕事で随分そんな人たちを見てきたが、
共通するのは、「自分の事しか考えていない」だ。
誰だって自分の為に生きているが、
他人とのキャッチボールでバランスを取ってる。
だが彼らは、そういう目線が抜け落ちて、
抜け落ちている事にすら気付かない。
大震災や原発事故でも一緒で、
こういう人は、自分が安全なら被災者の辛さなど気にもしない。
気持ちの中心にあるのは「経済」で、「自分の利害」だけだ。
「今の気持ちを聞かせて下さい」なんて、遺族に群がるメディアも同じで、
相手の気持ちを察し、いたわるなんて思いもよらず、
他社より先にコメントを取りたい自己中だ。
政治屋が信頼されないのも、自分の利権のみで、
国民や被災者への配慮や、寄り添う気持ちが感じられないから。
こういう「心の壊れた人」、特に「歳だけとった大人」にウンザリだし、
いつでも彼らは自分では気づかず「上から目線の何様？」だ。
自分の中にも同じように無配慮・無神経な時があって、
尚更こういう人たちを見聞きすると、ガッカリする。
