ほら見ろ!の224人

 

f:id:hentekoh:20200709194200j:plain

 

前のマンションの時の雨の朝の坂道。

 

集団登校の子供たちが、雨の中を上って行くのをいつも見てた。

 

雨でも雪でも、子供たちは元気で、見てるだけで和んでた。

 

さて、今日の東京の新規陽性者は224人。

過去最多。

 

小池都知事は、

「3400件に上るPCR検査を行った上での224人の陽性者数」と説明。

 

つまり、「検査数が多いから陽性者数も多い」と強調したいんだろうが、

今までいかに検査数が少なかったかの逆証明だし、

第一波時から、市中には大勢の感染者がいたし、今もいるいっぱいいる証明だ。

 

し、政府も、

経済社会活動の段階的な再開を見直さなければならない状況にはないとして、

10日からイベントの開催制限を予定通り一段階緩和する。

 

って、なんでこうまで「感染者が市中には少ない」と思わせたいのか?

 

安倍が「コロナはほぼ終息」なんて、根拠なく言ったから?

西村大臣が「ドンドン出かけて下さい。旅行にも行って下さい」と言ったから?

 

大勢の現場の医師や医療専門家が、

第1波の時から「実際の市中感染者は発表数字の10倍100倍はいる」

と、言ってたじゃないか!

 

この前も書いたが、

新型コロナウイルスに対する「決定打」はない。

ワクチンだって何年もかかる。

 

政府や都にできる事は、

●「感染拡大抑制は無理」とハッキリ宣言する事。

●市中感性者の洗い出しの為のPCR検査・抗体検査の大幅増強。

●1000床規模ではない万単位の病床と医療従事者の確保。

●病院や保健所への経済的支援と従事者への経済的支援。

●ピンポイントでの休業要請と補償。

だ。

 

が、政府も都も「自分たちの失敗」を認めないコメントしか出さない。

新しくできた「専門家会議」だって、御用会議か?

 

雨の坂道を行く子供たちの為にも、

今一番必要なのは「感染拡大を防ぐ方法」なのに!