パソコンが無い時代と今

  「ブルーシート」最初はオレンジ色でブルーに変えた特別な事情 国産は「質」が全く違うのか!

  「(株)△□○」って何する会社? へー!そんな深い意味が!

  ロンドン地下鉄が運行停止するも…乗客からは祝福の声 おお!そりゃあ祝福だわ!

  日本人こそ間違えやすい中国語の世界 「愛人」って「配偶者」の事かい!

 

f:id:hentekoh:20191028173826j:plain

 

お疲れのサラリーマン。

 

のけぞり方が半端なく、爆睡感が凄く笑える。アハハ お疲れっす!

 

ところで、今やパソコンを使わない会社は限られてるが、

では、パソコンの無い時代はどんな風に仕事をしてたのか?なんて記事があった。

 

たくさん人を雇って、手分けしてやっていた。もっとゆったりね

なんて風で、

庶務課にやたら人が多かった気がする。特に女性が。

 

僕らデザイン関係者は、

ケント紙と金尺とロットリングとトレッシングペーパーの世界で、

僕は、0.1mmの線画のイラストの上にマスキングフィルムを張り、

精密カッターで線の上を切り抜いて、エアーブラシで色を吹き付けてた。アハハ 神業!

 

絵具だって、アクリルガッシュという絵具を、

薬剤師が薬をすり潰すお椀とすりこぎで細かくすり潰し、

筆と水で濃淡を描いてた。

 

今のパソコン作業に比べれば、ウンと効率は悪いが、

その分イラストは自分にしか描けない「一点ものの原画」という付加価値があった。

 

パソコン作業になってからは、仕事量が増えただけで単価が下がり、

Web全盛になって、業界自体の質もモラルも変わり、

「業界」という境目が曖昧で「職種」も「何屋」だか分からない正体不明だ。アハハ

 

学生さんのデザイン展を見ると、

図形を重ねた表現が多く、感性と表現力が物凄く稚拙でガッカリが多い。

似たり寄ったりのものも多く、「人と違う切り口と表現」が苦手な人が多いみたいだ。

 

パソコン仕事は、画一化することで効率が上がり、管理しやすい。

が、クリエーターの世界は、その真逆の能力が問われる。

パソコンで絵が描ける事と食って行ける事は、世界が全く違うのだ。

 

共通してるのは、

「作業」ではなく、

コミュニケーション・気遣い・礼儀作法を含めての「仕事」だ。