戦争のつくりかた


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特定秘密 国会に監視機関常設 政府への強制力なし 形だけで強制力もなしでは、全く意味なし。


「戦争のつくりかた」(マガジンハウス630円)
 WEBで全編無料で読めます。以下抜粋


わたしたちの国は、60年ちかくまえに、
「戦争をしない」と決めました。


でも国のしくみやきまりをすこしづつ変えていけば、
戦争しないときめた国も、戦争できる国になります。


わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が、
武器を持って、よその国にでかけるようになります。


世界の平和を守るため、
戦争でこまっている人びとを助けるため、と言って。


戦争のことは、
ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、
というきまりを作ります。


テレビや新聞やラジオは、
政府が発表したとおりのことを言うようになります。


政府につごうのわるいことは言わない、
というきまりも作ります。


なんかへんだな、と思っても、
「どうして?」と聞けません。


聞けるような感じじゃありません。


学校では
いい国民はなにをしなければならないか、
をおそわります。


どんな国やどんな人が悪者か、もおそわります。


町のあちこちに、カメラがつけられます。
いい国民ではない人を見つけるために。


わたしたちも、おたがいを見張ります。
いい国民ではない人がまわりにいないかと。


だれかのことを、いい国民ではない人かも、と思ったら、
おまわりさんに知らせます。


おまわりさんは、
いい国民ではないかもしれない人を
つかまえます。




わたしたちの国の「憲法」は
「戦争しない」と決めています。


戦争したい人たちには、つごうのわるいきまりです。


そこで、「わたしたちの国は、戦争に参加できる」と、
憲法」を書きかえます。


さあ、これでわたしたちの国は、
戦争できる国になりました。


もしあなたが、「そんなのはいやだ」と思ったら、お願いがあります。


ここに書いてあることが
ひとつでもおこっていると気づいたら、
おとなたちに、
「たいへんだよ、なんとかしようよ」と
言ってください。


わたしたちは、未来をつくりだすことができます。


戦争をしない方法を、えらびとることも。