歳を重ねる


荒川堤防75%整備不足 9キロ 水浸透で決壊恐れ ゼロメートル地帯だらけなのに。
30年代原発ゼロ 首相「柔軟に対応」 やる気無いんだねえ、脱原発なんて。
松下大臣の「自殺」、沈黙で深まる疑惑(中) 闇。裏社会の闇。
大地震前後、温泉に変化 湯温上昇し水位低下 温泉は浸かるだけじゃないんだね。アハハ
「原発差止判決」を書いた元裁判官、再び官邸前へ! 御用学者に騙されず子供の全員避難を!


ガキンチョの頃、
大学生を見ると「ジジイだなあ」と思った。アハハ
30歳の人を見ると「来週あたり死ぬ人だなあ」と思った。アハハ


ところが自分は、30歳を過ぎてもまだ生きてる。
とっくにそんな歳を過ぎたのに、だ。


65歳以上3千万人突破 敬老の日、総務省推計


なんてニュースを見れば、今年の敬老の日には、
30歳どころか、日本人の4人に1人が65歳以上だ。


今、20代30代の人たちは、
パソコンやスマホで、「世界が変わった」なんて言う。


が、ガキンチョからお年寄りまでの「生活」は変わっていない。


僕らの親の世代や団塊の世代の人たちは、
僕ら以上に、「世界が変わった頃」を経験してる。


敗戦で、それまで主権者で神だった天皇が、
人間だったと解ったり、主権在民になったり、
高度成長期には、テレビ・洗濯機・炊飯器・冷蔵庫・車などが、
それまでのライフスタイルを一変させ、世界が変わった。


ふと思う。


歳は取るんじゃなく、重ねるもので、
物に振り回されず、人の気持ちや情に泣き笑いする。


アレが欲しいコレが欲しい、なんて感覚が薄れ、
朝晩の空や雲や人の営みの中の「情」に、強く惹かれる。
「心」以上のモノなど無いと思い知る。


写真は、多摩地区にある縄文中期から後期の遺跡だが、
4500年〜2800年前の縄文人は、
電子機器どころか電気すらないのに、
自分で家を造り、自分で食料を育て、流れる雲や風から明日を読み、
子供を育てながら、ささやかでかけがえのない毎日を重ね、
僕らよりウンと豊かな心で、人生を送っていたんじゃないだろうか?


寿命だって30歳かそこらの人生で。


この丘からは富士山が見えるそうだが、





今僕らが見る富士山と、同じ気持ちで見ていたろうか?