認知症


もんじゅ落下事故復旧完了 理事長ら給与返納処分 二度と動かさない。それが民意。
認知症は「2カ月で退院」国、都道府県に通知へ 24時間誰が世話するのか?切り捨てじゃん!
東電テレビ会議映像「不完全公開」のあくどさ あれ見て理解できる方がおかしいよ。
東電、水素爆発確認せず広報「保安院が言ってるから」 「もういいんじゃないの、この水素爆発で」


この前、地元駅前ショッピングセンターで、
認知症の母親を叱りつける息子がいた。
母親70代、息子40代だろーか?


母親に饅頭を食べさせてたが、
「ほら、次は水飲むんだろ!」とか「今教えたばっかりだろ!」とか、
怖い顔して息子は怒鳴ってた。


怒られてる母親は、ニコニコニコニコしたままで、
何を言われても、その意味すら理解できていない。


一生懸命母親の世話をする息子。
その一生懸命さも、おそらく理解できない母親。
せつない光景だ。


僕の母親も認知症で施設にいる。


30年「えんがちょ」してきたが、
10年前弟がガンで倒れた時に「再会」した。


姉の自宅近くの施設にいて、
ほとんど姉任せだが、姉の旦那も9年前急死し、
姉一人に負担をかける訳にもいかず、
実家の処分や施設との交渉などは、手伝ってきた。


僕に限らず、認知症の親を持つ人はいっぱいいる。


国や自治体は何もしてくれないし、
自力で世話をするといっても、付きっきりでないと世話はできない。
目が離せないのだ。


教えた事は理解できないし、すぐ忘れる。
すべてがこの繰り返しの毎日だから、
介護をする方も、ストレスだらけになる。歳もとる。


昨日は、地元多摩市で「孤立死」の親子が発見された
すぐ近くの都営団地だ。


ショッピングセンターで見かけた息子さんも辛いだろう。


なんだかこの国は、口だけの政治屋だらけで、
ド庶民の毎日を、気持ちで理解できる政治とは程遠い。


今は、まだ年金が貰えるが、僕がその年になっても貰える保証はない。


民・自・公をはじめ、「生活が第一」?
電車の乗り方・切符の買い方すら知らないで、
どれだけ「ド庶民の生活」を知ってるんだ!と腹が立つ。





それでもここ何日かみたいな夕焼けを見ると、
なんだかほんの少し、しあわせな気持ちに満たされる。