デザインって何だ?


公明、原発着工認めず 衆院選公約、再稼働は容認脱原発」と明記できない本音あり。
パイロットもシニア活用 60歳以上2人乗務解禁へ 今の60歳は昔の40歳だしね。
千変万化 金環の太陽沈みゆく 北海道・網走で撮影 おお!おおー!
電力会社の利益、7割が家庭から 東電では9割 取れる所からはむしり取る。


久々に、一平ちゃんカップ焼きそばを食べた。
が、作ろうとして固まった。


フタに印刷されたこの説明文。
ジジ目の僕には、文字が小さく色が薄く全く見えない。


しかも、お湯を入れて何分か、全く解らない。


カップ焼きそばやカップラーメンの作り方は、
ほとんどの人が知っていて、お湯を入れてから3分が多い。


けれど、中には4分なんてのもあるから、確認したい。


一平ちゃんカップ焼きそばのこの取説は、
そういう「お客目線」からすれば、0点だ。


まず、作り方は、ほとんどの人が知ってるから、さほど重要ではない。
大抵は、「何分でお湯を捨てるか」が最重要で、
一平ちゃんカップ焼きそばのこの説明では「2」に小さく書かれてるだけだ。


でっかく「お湯を入れて3分で出来上がり」
なんて風に、「強調表示」が必要だ。


もうひとつが、文字の色。


薄いブルーは、視力が正常でも読みにくく、
わざわざこの色にする意味がない。


印刷は、「4原色の掛け合わせ」で印刷する物と、
「特色」といって、特定の色だけで印刷する物があって、
それぞれで印刷コストが違ってくる。


一平ちゃんカップ焼きそばは、
薄いオレンジとこの薄いブルーの「特色」2色だが、
取説部分を薄いブルーにする意味もメリットもない。
むしろ読みにくいから、デメリットしかない。


こういう「情報伝達」が、今はアチコチの商品や表示に溢れてて、
こういう物を「デザイン」とは言わない。
ただ「小奇麗に見えるようにレイアウトしただけ」なのだ。


必要な情報・重要度の違い・最優先情報の選択。
それらの「基準」に沿った伝達表現方法。つまりそれが「デザイン」だ。


こんな物をデザインしたデザイナーの感性やスキルを疑うが、
OKを出した広告代理店や明星食品のスキルも情けない。


こんな物は、お金を貰えるレベルの仕事ではないが、
今や、このレベルで「デザイン」だと思ってる、
リエーターやクライアントが多い。


「お金をかけてマイナス要素を提供する」典型的な無駄遣いだが、
シッカリして下さい。クリエーターやクライアントの皆さん!
せっかくの美味しい商品が売れなくなるよ。