原発と都知事選


しあわせそうに乗ってくる電車って この感じ、電車に限らず電気でも誰もが感じましたね。
石原当確 開票開始と同時に速報が出た。さすが好天の日の組織票。クソ!


必要物資・支援要求マップ やるなあ高校生! Kiyomiさん経由
被災地にスニーカーと靴下を届けよう! 4月20日(水)着まで宮城県です。
被災地に靴を送ろう! 4月11日(月)発送分までで終了。Kiyomiさん経由 岩手県です。
被災地の子供たちへ贈る「スクールバッグ」 呼びかけ終了。 niyaさん経由
被災地への救援物資を送付したい方へ 被災地のニーズに即応、期間限定で募集中。日本ユニバ


小学生の時、中国初の核実験があった。

僕がいた日本海側最大の地方都市でも、直後に雨が降った。
その日先生から、
「雨にあたらないようにね。雨にあたったらすぐお風呂に入りなさい」
と言われたが、傘がなくダッシュで家に帰ったが当然雨に濡れた。


その晩友達と銭湯へ行った。
大人は「放射能にあたると頭が禿げる」と言っていた。
だから僕らは、銭湯で一生懸命一生懸命頭を洗った。
頭が禿げてツルツルになった自分を想像して、ゲラゲラ笑いながら。


高校生の時、世界最大級の原発計画が県内で発表された。


物凄い反対運動が起きたが、
電力会社・政治屋・学者・警察・土木建築業者を中心に、
札束で頬を張り、やくざを使って脅し、子供の進学就職を利用した村八分等々、
ありとあらゆる手で切り崩し、原発誘致が決められた。


僕が住んでた街は原発から離れていたが、
それでも一度事故が起きれば「避難区域内」だった。


原発推進派の一番の理由は「雇用創出での地域再生
反対派の理由は「事故が起きた時の取り返しのつかない危険性」


僕がいた街は、この数年前に大地震で街が崩壊し、
液状化の恐怖も体験したから、自然の怖さは子供でも知っていた。


そんな経験の中、原発推進派の主張は一貫して、
原発事故自体あり得ない」だった。


さて、今回の東日本大震災で、福島原発周辺に限らず日本中で、
今までの電気に依存しすぎた自分の生活と向き合っている。
だからこそ今が、原発政策を見直すいい機会だと思う。


原発に限らず、街や道路や新幹線や駅や基地や空港などの開発は、
原発と同じ方法で、一部の利権者の為に進められてきたとも言える。


「個人の利益よりも公共の利益が優先する」が法律のこの国で、
被災地の復興が、住民目線で進められる事を強く望みたい。


そんな想いで今日は都知事選に行ってくる。