● アハハ手が・・・
相撲は神事で興行だと思う。
スポーツという立ち位置からは「八百長」に見えても、
興行という目線からは「人情相撲」だ。
相撲では「人情相撲」など当たり前で、決して「スポーツ」ではない。
長い歴史の中で「ビジネス化」してきた事で、その矛盾が出てきただけだし、
「八百長相撲」と「相撲賭博」は別の話だ。
同じように、
「教師なのに」とか「公務員なのに」とか「政治家なのに」なんて、
さも僕ら庶民とは違う人種でもあるかのように、メディアは言う。
メディアだけではなく、周りにも同じ目線の人達がほとんどだが、
教師も公務員も政治家も、実は僕ら庶民となーんにも変わらない。
むしろ「特殊職業」だから庶民よりも「世間を知らない」だけだ。
僕らとは違う「聖人」であってほしいという願いは分かるが、
「聖人」として育った人などいないし、ただの学歴と資格制度の結果だ。
「人格審査」で合否が決まる訳ではなく「資格がすべて」が現実なのだ。
幻想は真実を誤解する。
