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夜の東京駅と八重洲口高層ビル群。
東京の中でも、新旧混在の珍しい情景だ。
夜で想い出すのは、夏休み恒例だった「道路での映画」
保育園か小学生の頃、毎年夏休みの夜一日だけ、
道路を封鎖してスクリーンを張り、
「白雪姫」や「101匹わんちゃん大行進」などのアニメ上映会があった。
道路にゴザを敷いて、大人も子供も大勢が座って映画を楽しんだ。
普段は８時には寝ていたが、
その日だけは９時頃まで眠いのを我慢して映画を観た。
そして映画が終わった後で、
近所のオジサンが子どもたちを集めて「こわーい話」をしてくれた。
眠くて眠くて今にも寝落ちしそうだったが、
オジサンのこわーい話で一気に目が冴えた。
大変だったのは「夜中のトイレ」
もう怖くて怖くて、母親を起こしてトイレに行ってたのを覚えてる。アハハ
その頃の「夏の夜」で想い出すのは、
「蚊帳」「蚊取り線香の匂い」「お盆の仏壇の前のナスの牛」「扇風機の音」だ。
あれからどのくらい経ったろう？
