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特別意味のない・想いのない「言葉の羅列」
お気軽・おバカで、情報過多に風穴を開けたいという。
「自由なほうがいいんだな」と思ってもらえればいいと、
「意思やメッセージや想いを伝えない、そんなものはない」
という3人組。
ふっと思い出したのが、
江戸末期に突然ド庶民に沸き起こったという「ええじゃないか」
歌詞は各地で作られ、
例えば「今年は世直りええじゃないか」(淡路)、
「日本国の世直りはええじゃないか、豊年踊はお目出たい」(阿波)
といった世直しの訴えのほか、
「御かげでよいじゃないか、何んでもよいじゃないか、
おまこに紙張れ、へげたら又はれ、よいじゃないか」(淡路)という性の解放、
「長州がのぼた、物が安うなる、えじゃないか」(西宮)、
「長州さんの御登り、えじゃないか、長と醍と、えじゃないか」(備後)
の政治情勢を語るもの、などがあった。
そうだ。
想いやメッセージなんかないというメッセージのインパクト。
時代が煮詰まって、鬱積したモヤモヤをパンッ!と弾くわけではなく、
スーッとガス抜きする。
逆に「閉塞感」をよく現してるように、僕には見える。