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春に撮った写真だが、お母さんとシッカリ手を繋いでる女の子。
子供は、親は勿論先生など周りの大人たちに守られて生きている。
その信頼と安心が崩れた時、
子供はどんなに不安だろう？
僕は、小さい時から「他の子と違う感性」だった為に、
親から「どうしてこんな子になったんだろう？」と繰り返し言われ、
「お前さえいなければ・・・」と何十回も言われて育った。
だから、物心つく前から「ここにいちゃいけないんだ」とずっと思ってきた。
し、怒られて「お前なんかウチの子じゃない！出てけ！」と言われれば、
黙って出て行くしかなかった。
最初の家出は3歳だった。
横浜で、福島から自主避難している子供がイジメにあってた。
が、そんな直後なのに、
今度は新潟で小学生が、先生からも名前に「菌」をつけて呼ばれてた。
どんなに辛かったろうと思う。
し、きっと周りの大人たちが、
「勝手に逃げてきた連中」とか、
「賠償金目当てで逃げてきた」とか
「放射能に汚染されてる」なんて、酷い差別意識を持ってるんだろう。
子供の世界は大人社会の縮図だから、
こんな悲しくせつないイジメが起きるんだろう。
「なんかいも死のうとおもった。
でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」
こんな言葉を子供に言わせる大人社会って何だ？
