国葬は緊急事態条項への布石

 

 

安倍の国葬について、

メディアはその目的「国葬でなければならない理由」を報道しない。

 

この目的も単純で、

「緊急事態条項」への布石だ。

 

戦争・内乱・大災害などの場合に、

国会の関与なしに内閣が法律と同じ効力を持つ政令を出せる

というのがその内容で、

つまり、

総理大臣が「緊急事態」と判断すれば、

国会にかけずに閣議決定だけで「緊急事態条項」を発動し、

あらゆる国民の権限やメディア報道も規制できるわけだ。

 

安保法制で海外の戦争に自衛隊が参戦できるのも、

今回の「国葬」も、

国会にはからず、閣議決定だけで実行する「緊急事態手法」で、

コレこそが、自民党にとっては「国葬でなければならない理由」だ。

 

大元は、ナチスの合法手法で、

麻生の言う「ナチスに学べ」そのものだ。

 

メディアは、当然そんな事は十分承知のはずだが、

一切緊急事態条項と国葬を結び付けた報道はしない。

 

そこが日本のメディアの信用の無さだ。

 

参照: 緊急事態条項の実態は「内閣独裁権条項」である