柳家小三治さんが亡くなった

 

 

落語家の柳家小三治さんが亡くなったそうだ。81歳

 

僕は何故だか子供の頃から落語が大好きで、

特に、五代目・古今亭志ん生のハチャメチャ芸風噺が大好きで、

Macを使ってた時には、

● 警告音・・・コラ!コラ!コラ!

● コピー終了時・・・ありがてえーと思えよ!

と、いずれも志ん生の声を使ってたほどだ。アハハ

 

大人になってからは、柳家小三治が大好きで、

落語協会が真打乱造で揉めていた時、

「真打乱造反対」を掲げて落語協会を飛び出し、

落語三遊協会を作った三遊亭一門を、偶然仕事関係の会社がバックアップしてて、

僕も微力ながら、ほんの少しお手伝いをさせて貰った時期がある。

 

その時、寄席から締め出された三遊協会の為に、

毎月一回新宿の安田生命ホールで寄席を開いてたのだが、

その毎回のメインが柳家小三治さんで、いつもトリを務めて下さってた。

 

柳家一門なのに、何故三遊協会と行動を共にしたのか不明だが、

そんなこんな縁で、毎月大好きな小三治師匠の落語を生で楽しませてもらった。

 

根っからのアンポンタンな感性が滲み出て、

噺に直感的で理屈抜きのおバカさがあって、いつもゲラゲラ笑わせてもらってた。

 

その分、ヘラヘラ噺に紛れ込ませてのグサリと突き刺す「間」は絶妙で、

シッカリと芯の通った人柄も垣間見えてた。

 

たしかバイクが好きで、ツーリングを楽しまれていたと記憶してるが、

昭和の天才噺家だと思う。

 

合掌。